今回の工事は、和室から洋間。しかもゲストが集まることが出来る様にと、私物の収納・部屋の中での商品の陳列棚・カウンターなど、かなり知恵を絞りました。。主な改造としては、押入れの真下に、畳1畳程の床下収納庫・畳から無垢材のフロ―リング・押入れに三段の棚・もうひとつをパソコンが収納できるようにすること、(キーボードを格納しながら収納するとか)、外観から見たら、暖炉の煙突のように見える凹凸を改造して、テレビがすっぽり納まる空間作り・テレビ台・上部の棚・その他鏡・壁面収納・棚・カウンター・腰壁・・ウッドデッキとパーゴラ・ドアノブ交換から、照明器具・・その他諸々でした。
工事日数・・・のべ14日人員 ・・・16人 内装工事・屋外の排水移動・電気設備は除きます。
押入れ中段の棚を撤去。三段の棚を作ってから、荷物の収納場所を確保。ここから、いよいよ床下収納庫を作り始めます。
こちらは、床面と壁面に断熱材を入れてから、骨ぐみを入れ、床・腰壁の準備です。この時点で、電気の差込や、洗面台設置の希望があったため、壁面強化や洗面台の選択などで、随分時間がかかりました。
手前に見えるのは、壁面に収納する為の可動式テレビ台。左手のパソコンは、すでに設置済み。荷物を移動しながらの作業の為、なかなか大変でした。
このウッドデッキ・・・なんと奥様がご自分で製作・塗装されたということ。素晴らしい出来ばえに、電気屋・水道屋・勿論私もびっくりです。ご希望が大きめのウッドデッキ、サッシとの段差をなくしたいということ。潰して捨てるにはもったいないので、カンナをかけて再利用です。
押入れの三段の棚。これは上下に可動可能な棚受け金具を使用して、品物にあわせて調整できるようにしました。
押入れに再び荷物を入れながら、壁面収納とカウンターの設置。
不完全ながら、パソコンを収納して次の作業の準備です。1日何回荷物を移動したでしょうか・?(^^ゞ
完全防備のお客様。この細腕で、カンナも電動鋸も・・・・・お見逸れしました。しかし、やはり自分の手作り・・・最高ですよね。この後、お客様には、床の塗装・腰壁・その諸々の塗装をご自分でして頂きました。そうすることで、愛着も沸きますし、コストダウンができるんですよね。私は大賛成です。!!
こちらは、部屋の西側。中央部分がいわゆる暖炉のスペースでしたが、実際はただの壁。壁を壊して凹を作り、そこに大型テレビを収納するようにします。勿論上部の空間にも棚をしっかり作りました。
腰壁と床が張り終わり、鏡をつけるために壁面の強度をアップします。(合板)下の写真と見比べるとわかりますが、この段階では、床面の塗装はまだしていません。
部屋の中央から、南側を見た写真。和室の影はもう見えません。
古いデッキを解体して、畳6畳程の大きさに変えます。四角形ではなくて、五角形、長さ1100の広い階段を作りました。
奥行きが50cmもあり、なかなか苦労した場所でもあります。
床や幅木・腰壁まで奥様がたった一人で塗装しました。だからこそ、私も気合が入りました。
こちらが奥様。きゃしゃな身体でなかなかパワフル。完成写真ですが、この数分前まで一緒に塗装・ワックスまでして頂きました。デッキの色は、奥様の選択。この場所以外にあと二つ・綺麗なグリーンでまとめられてます。中央にある引出しつきの家具・・・実は長さ、1700ぐらいのものでしたが、余った木材を使って、三つに分割・・キャスターもつけて楽々可動。奥様・・お疲れ様でした。
最終日・・・・我が家全員が荷物の運搬と片付けに来てくれました。成美と海斗はお掃除・・それからデッキの塗装・・そしてこのりんご箱?・・この釘打ちと塗装までしてもらいました。
いよいよ完成です。下の写真・・・棚も作り、床も綺麗に仕上げられ、奥様のご協力で素晴らしい出来ばえだと思います。これから多数のゲストが増えるように祈ってます。
内装工事
編集後記・・・今回の大型工事・・お客様もご自身で行うというDIYスタイルでした。とはいえ、基本的な作業は私一人・・・日数もかかりましたが遣り甲斐のある現場でした。