今回は木製の看板を・・という依頼があって頑張って作って見ました。縦56cm・横1.85mという畳半分ぐらいの大きさの看板です。板の厚みは24ミリ・・杉板を使用して焼き杉仕上げをすぐにイメージしました。問題は、文字をどうくり抜くか・・ということでした。以前糸鋸でやったときは、文字の大きさに限界があり、今回は一文字が約18cm。かなり大きいので、トリマーを使って加工することにしました。以下・・詳細の説明です。
@ 文字の選択・・相撲文字・歌舞伎文字もいいかなぁ・・というご希望でしたが、いかんせん看板のプロではありません。PCを駆使してフォントから行書を選びプリント。それをさらに手書きして再び拡大。

紙に文字を描くまで、たっぷり5時間かかりました。(^_^;)(夜ボツボツやりました。)

A 次はペンカッターで文字をくり抜き・・微妙なラインと出来上がりの時、切れてしまわないよう、トリマーの6ミリの太さも考えても・・なかなか大変でした。
B 切り抜いた部分にマジックの特大を用いて色付けします。立体文字のため、廻りをくり抜くけですが、そこが難しいんですねぇ。(^_^;)

C くり抜き開始・・写真ではくり抜いたものですが、ここまでくり抜くためにトリマーの刃を2回調整します。最初は浅く、約5ミリ。次は9ミリぐらい。

一度に刃をだしてしまうと、柔らかな杉・・文字の一部が欠損してしまいます。
つまり同じことを最低5回以上しないと、ひとつの文字はくりぬけません。
(T_T)
かなり疲れました・・ぅぅぅ。
D あらましくり貫いた所で配置・バランス確認です。左右・上下・文字と文字の間隔など、細かいイメージを頭に叩き込みます。それがすんだら、いよいよくり抜きます。

ここまでで、なんと1.5日かかっています。カンナをかけたり、サンダーをかけたり・・と。写真で見えない工程がたくさんあります。
やったぁ。どうです?・・自我自賛ですけど、なかなかの出来栄えだと思うんですが・・笑

上の文字ひとつが約18cm・下の文字が15cm。
ガスで焼いて、研磨して、それから屋外用の防腐塗料のクリアーを二度塗りして完成です。

依頼主の社長さんも気に入ってくれたようでよかったです。♪
焼き杉看板